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浮き屋根式貯槽タンクのスロッシング制振装置(バッファー)の開発

2013.10.30 配信

地震時のスロッシング現象により、浮き屋根式貯槽タンクの内容液が大きく振動するため、浮き屋根は激しく揺動し、タンク側壁との衝突などにより変形、時には破壊されます。最悪の場合は火災発生の危険性が高まり甚大な被害が発生する可能性があります。

そこで、弊社では中央大学との産学協同で地震時のスロッシング現象による浮き屋根損傷を防ぐためのゴム製緩衝材(バッファー)を開発いたしました。バッファーを浮き屋根に取り付ける事で、浮き屋根とタンク側壁の衝突を緩衝すると共に、スロッシング現象を抑制することが可能となりました。

【スロッシング現象とは?】
地震動とタンク内の液体がもつ固有振動数が一致し共振して、液面が大きく揺れ動く現象。

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