『命の水を守れ！』 

　地震により「長周期地震動」が発生すると、貯水槽に貯えられた水の液面が大きく揺動し、貯水槽を損壊させることがあります。東日本大震災でも、ステンレス製やFRP製の矩形貯水槽の破損被害が多数報告されました。仙台市内の公立小中学校は196校中の32%にあたる62校で貯水槽の破損被害が発生、その内11校では完全に破壊し、避難場所や医療機関で水を使うことが出来なくなるといった事態が起きました。

  この『命の水』を守るために、当社は中央大学、タンク製造メーカーである株式会社エヌ・ワイ・ケイと産学連携研究グループを構成し、最大波高さを1/3程度まで抑えることで破損被害の大幅な減少を可能にする「浮体式波動抑制装置～タンクセイバー・波平さん～」を開発いたしました。
　当製品の素材は、柔軟性があり衛生性にも優れた耐塩素性を有する特殊ポリエチレン樹脂で成型しており、板状部材を8の字状に曲げてSUSボルトで接合し、 現地で簡単に製作・設置する事が可能です。

【特徴】
●衛生性に優れた樹脂製
●軽量で柔軟性があり、人が簡単に持ち運べ、簡単施工で簡単設置可能
●基本的にメンテナンスフリー（高耐久性）

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