アクリルゴムは1940年にアメリカで開発された古い歴史をもつ合成ゴムです。
NBRやCRよりも価格が高いので需要は限られていましたが、排ガス規制による自動車の高性能化により部品の耐熱要求が厳しくなり、ACMの需要は拡大しました。ACMは、エチルアクリレートまたはブチルアクリレートと架橋用モノマーを乳化重合して作られています。分子構造は図1の通りです。


ACMの性質
- NBRに比べて耐油性は劣るが、耐熱性及び耐候性が優れている。
- 高温における燃料油や潤滑油に対する抵抗性が良い。
- 水や一部のエステル系合成油に対しては膨潤を伴う軟化を生じることがある為、こうした流体用途には適さない。
ACMを使ったゴム製品
自動車を中心とした各種シール材、ガスケット、パッキン、ホースなどに使用されています。
